就職転職氷河期から脱出したい

就職氷河期が何年も続いています。学生は何十社ではなく100社以上の面接を受けても内定がもらえないという状況が度々報道されています。さらに就職氷河期というより就職・転職の氷河期というほうがより現状に近いと思います。今働いている職場での不満があって転職を考えている人は多いのですが、その転職先が見つからない現実があります。企業は先行きの不透明感もあって求人を手控えたり採用人数を減らしたりしています。さらに求人も正社員の待遇ではなく契約社員という企業には都合が良くても働く当人にとっては不安定な身分で働く状態です。そういった企業が多くなっている現実の中ではなかなか転職をしたくても、今よりも条件が良い職場に就職ができることはよほどのスキルがある人以外はほぼ不可能だということになります。
就職・転職の厳しさは産業の空洞化が大きな原因として考えられます。長引くデフレの中でメーカー各社とも製品のコストの削減が生き残りの条件になっています。コスト削減の一番の近道が人件費の削減ということで多くの企業が人件費の安い海外に移転しています。これによる産業の空洞化が就職・転職の冷え込みの大きな要因になっています。
ただ学生の就職難はミスマッチが原因だとも言われます。要は最近の学生は安定志向になっていて大企業や名門企業にばかり就職をしたがる傾向があると言うことで、そういった企業にばかり集中するのでその他の企業は応募が少ないと言う傾向があると言うこと。
いずれにしてもこのデフレから脱却することが就職・転職を好転させる大きな要因であろうと思います。今年からの大震災の復興需要が一つの転機になって欲しいものです。

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